森のくまのブログ

気の身気のまま風まかせ

夏の終わりの名月の下(ついでにとんちんかんだな)

月明かりの散歩道


涼しい風と


鈴虫達のメロディーが


過ぎ去った


夏の日の思い出を


柔らかく包み込む


軽やかな風は


秋の夜に


夏の火照りを


さまさせる


別れの春は忙しげに


身支度を整え始めた。


冬はそこまで訪れている。

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