森のくまのブログ

気の身気のまま風まかせ

刻の歯車が回る


少しずつズレていく歯車を


止める術はない。


ぎこちなく進む刻の刻みに


苛立ちを覚えながらも


ただ、


ただ、立ち尽くす自分に


尚更に苛立ちを覚える


出口の無い


刻の螺旋


ただ


刻は輪ではなく


螺旋である。


同じ刻を進むことはない。

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