森のくまのブログ

気の身気のまま風まかせ

変わり者

よく考えてみた、


つくづく変わり者である。



自分の心配は


一切しないのに、


気がつけば


人のことばかり


心配している、


体の具合はどうかとか、


家はだいじょうぶかとか、


彼氏とは


上手くいってるかとか、


全く大きなお世話である。


自分はと言うと、


ドクターストップが3回、


意識不明2回。


手術が1回、


裏切られること数知れず、


それでも


まだひとの心配ばかりしている。


まったくもって、


あきれてしまう。


怒ることもあるが、


大抵が、


自分が友として認めたもの、


のことであったり、


誇りに思っているものを、


からかわれたりするか、


バカにされた時で、


ただ機嫌が悪くて怒る


と言うことはない。


いつも


誰かの笑顔が


見たいと思っていて、


どうやって


笑わしてやろうかとか、


なにして


たのしませようかとか、


まったくもって


迷惑な話である。


こんなお節介な


迷惑男に、


つき合ってる


あなた達が


一番の変わり者である。

春よ来い

ちょっと


疲れたから


一休み、


春の冷たい雨に


心まで


うたれ


散りゆく桜に


思いをかさね、


まだ


来ぬ春に


思いを寄せる。

夢の終わり

満ちた月の明かりで、


ひとり散りゆく


桜の下を歩く、


雪でも


降らんとする


冷たい空気と


桜の花が、


夢の終わりを


寂しく告げた、


今は終わった夢でも、


またいつか


なせる日が来ると信じて、


また、


土に帰る、


春の日差しを


待ちわびて。


夢の続きを、


また、


夢に見て。